HOME › 金吾ブログ › おかん

金吾ブログ

おかん

2012年9月 4日

私のうちは、ちょっと複雑で

説明すると大変やからはしょりますが(笑)


おかんって、本当に苦労しているんですよね。

おかんは、お金も満足にない中、私に美味しいもの、栄養のあるものを食べさそうと

ほんまいろいろ考えてくれていたんですね。

昔の家庭のことなので陰湿な事も言われたことがあると思います。

それでもおかんはいつも明るく元気。

私とおかんはほんま仲良しやったんですよ。

そんな少年時代に、おかんも気晴らしの意味もあったんでしょけど

二人でご飯を食べに自転車で出かけるときもあったんですよ


もちろんお金がないから、ホンマにたまにですけど・・・・


そんな少年時代、

忘れられないのが、近所の中華屋さんで食べた

「あんかけ汁そば」


この店ではなぜかちゃんぽんって呼んでいたけど。


肉、海鮮。野菜がたっぷりのあんに絡んだ麺。


4007b5b2.jpg

 思い出すなーーー。(^^)


小学生の頃、おかんが

「ちゃんぽん食べに行く?」


「ほんまに?行く行く」


って、テンションが上がって出かけていた、当時400円のちゃんぽん。

 

今日、久しぶりに、本当に久しぶりに二人で食べに行った。


町並みは、当時のままのところもあったし、ガラッと近代的になっていたところもあったし。


でも、お店は当時と変わらないところにあって「綺麗に大きくなっていましたけど(笑)」


二人で35年ぶりにちゃんぽんを食べに行きました。


食べたちゃんぽんは、昔のままで

当時交わした言葉まで思い出してしまうぐらい懐かしく


美味しくいただきました。

ただひとつ。

昔は一人一人前ずつ食べていたちゃんぽんですが

おかんが、食べきれないから食べて

って言って俺に差し出したどんぶりに

三分の一ほど食べきれなくなったちゃんぽんが残っていたのが

ちょっとさびしいやら、私も当時食べきれなかった分を

おかんに食べてもらっていたことやらを思い出して

ちゃんぽんを食べて、心の奥に感じる暖かさが俺の体全体を包んでくれました。

当時お金もないのに一生懸命工面して美味しいものを食べさせてくれたおかんの愛情を感じました。

休日の、たった一時間半の母息子の時間でしたけど

とても充実した時間でした。

改めて、母親の無償の愛を再認識して、感謝の気持ちを持つことができました。

いろいろ、親不孝してつらい思いもいっぱいさせたけど

おかん、

やんちゃしていたときも、していなかったときも。

大好きでしたよ。


これからもどうぞよろしく。


今日は美味しかったし楽しかったね(^^)。

 

また、行こうな。

ちゃんぽん食べに。 

いつまでも元気で長生きしてくださいね(^^)

« シャンパーニュ夜の動物園? »

RSS

商品カテゴリー

  • シフォンケーキ
  • ほろほろクッキー
  • フィナンシェ
  • ほろほろクッキーとフィナンシェのセット

お客様の声を募集しています!

ごあいさつ

工房がある、香川県高松市の『屋島』歴史の深い山あり、穏やかで優しい海あり・・・私達夫婦が、愛してやまない場所です。焼きたてシフォン工房金吾のシフォンケーキも、そんな屋島のように、力強く優しい味を目指して『屋島シフォン』と名付けました。毎日毎日心をこめて大切に焼きたてをお届けしています。